礼拝へ行ってみよう!


 
礼拝について〜思い立ち編〜
 教会といえば、その醍醐味を知るところはやはり礼拝です。礼拝では、神様に対するその人の在り様、人生に対する在り様が露にされるところでもあります。
 しかしきっと多くの人が教会というところは、敷居が高く、自分のような人間が行くところではないと考えているのではないでしょうか。クリスマスはともかく、もし普通の日に初めて教会に行くことはとても勇気がいるでしょう。「ちょっとヤバイ雰囲気?」、「取り囲まれて帰れなくなってしまうのでは・・・」「皆、清らかそうで自分って場違い?」、「無理やり信じさせられるのだろうか?」色々な不安が頭を過ります。でも実は教会はそんなことは1つもあてはまりません。来るのも自由。帰るのも自由。扉も開け放しのままです。あなたは会堂内の好きな席に座り、ゆっくりとしたひと時を過ごせば良いのです。
 もしひとり静かになりたければ誰も無理やりあなたに話しかけることもしません。特別な作法もありませんし、もちろん服装も自由です。献金はありますが、それは神様を信じている人だけが対象です。中には荘厳な雰囲気を壊してはいけないとお子さんを連れて来ることを躊躇される方もいるでしょう。しかし心配は無用です。子供は大歓迎です。授乳など必要があれば母子室が完備されていますのでご利用できます。安心してお越しになってください。
 

 
礼拝について〜到着編〜
 さぁ、ついに教会の前にまで来てしまいました。少し胸がドキドキします。でも大丈夫、何も心配はいりません。玄関を入るとご婦人が迎えてくれますので、スリッパを履いてそのまま2階の会堂にあがればよいのです。会堂前には笑顔でご婦人が受付をしてくださいますので、よろしかったら名前を書いてください。・・・名前。第2にの危機です!もしかしたら一瞬ヒヤリとしたかもしれません。もしここで記名をしてしまったのならば面倒なことに巻き込まれないだろうと想像してしまったかもしれません。・・・もしそう思ったならば書かなくても結構です。週報だけをもらって会堂に入りましょう。
 会堂には椅子がたくさん並べられています。どの席に座ってもらってもかまいません。「もしもの時、すぐに脱出できるように出口近くに座る」というのも良いかもしれません。扉は閉められませんので安心してください。教会は初めて来たあなたに特に何も求めはしません。ごゆっくりしてください。
 

 
礼拝について〜礼拝式開始編〜
 さて礼拝が始まりました。すべては週報に書いたとおりに進みますので分からなければ週報をお読みくだされば良いかと思います。分からなくても皆と同じようにしていれば良いのです。
 最初、聖歌はともかく、聖書がなかなか開けないかもしれません。マタイ、マルコ、ルカ・・・どれも聞いたことの無い言葉ばかりです。開けようにもどうにもなりません。どうしたら良いのでしょう。・・・そんな時は隣の優しそうな顔の方に「聖書が開けないのですが教えてください」とひとこと言ってみてください。きっと喜んで教えてくれるはずです。
 献金の時になりました。音楽が流れる中、前の方から袋が回ってきます。どうもこの袋に献金を入れるようです。「自分も出さなくてはいけないのか・・・」とつい色々と思い心配になるでしょう。不安になって周囲を見ますと皆出していますしね。でもここは要注意です。ここで慌てて夏目漱石の紙を袋の中に入れる必要はありません。袋が来ましたらにっこりと微笑んで受け取り、またにっこりと微笑んで隣の人に渡せば良いのです。あなたはクリスチャンではないのですから献金を出す必要はまったくありません。あなたは金額ではあらわすことのできないものを捧げたではありませんか。それは「ただ神様の前に出たい気持ち」だからこうして礼拝にも出ました。それはとても素晴らしいものなのです。

 

 
礼拝について〜礼拝式終了編〜
 どうやら礼拝式は無事終えたようです。ドキドキしましたか?礼拝後は皆、楽しそうにお話しをしています。ここで帰るのもよし。もう少しいるのも良し。おやっ、お茶とお菓子が来ました。これはいいですねぇ。少し立ち話でもしていきましょう。周りを見渡すとちょうど同い年ぐらいの人が必ず何人かいるはずです。その人のところに近づけば、必ず相手から話しかけてくれるはずです。好きな時間まで居て、好きな時間に帰る・・・ゆっくりとした日曜日の午後の時間をお過ごし下さい。きっとあなたの心にはいつもの日曜日とは違ったものが残ったはずです。
 

 
礼拝について〜回想編〜
 さぁ、初めて礼拝に出てどうでしたか。少し緊張したかもしれませんね。でもそんなに変でもない普通のところだったでしょう。何か心に暖かいものが残りましたか。メッセージはどうでしたか。周囲の人の姿はどうでしたか。色々と思うところがあったでしょう。
 ただ神様の前に出たい気持ちだけを抱いて来る。それはとても大切なことで、またそんな気持ちになったのならばいつでもお越し下さい。
 皆がお祈りしている時、賛美を捧げている時、またメッセージを聞いている時、何かしらあなたの心に浮かぶものがあるでしょう。会社でのこと、家庭でのこと、子供のこと、そして自分自身のこと・・・どれもが簡単に答えの出ないもの。どれもが今、あなたが苦心していることでしょう。そんな時、ちょっと皆と一緒に神様に心のうちを語ってみましょう。
 最初は牧師の話も皆のしていることもよく分からないかもしれません。立って座って賛美して、どれもチンプンカンプンでしょう。でもそのうちにきっと神様の励ましや慰めがあなたの心を満たしてくれるはずです。



礼拝で唯一真実の神様を知る
 礼拝の中で私達は唯一真実の神様を知るのです。私達の思いなど遥かに超えた全知全能の神様があなたのために惜しまない愛を注いでくれていることを知るのです。あなたの存在価値に気づくこと、あなたの周囲の人との関係が回復されること、あなたの人生の目的が与えられること・・・すべてあなたがその人生において生きることです。あなたが生きるためにどれほど神様が愛を注いでおられるか気づいた時、私達は本当の礼拝を捧げることができるでしょう。

 日曜日の朝は眠いかもしれません。でもその眠い目を擦ってでも礼拝にいらしてください。週の始まりを礼拝でスタートしてください。きっとその週はいつもの週とは違ったものになるでしょう。神様はあなたが礼拝に来られることを待ち続けておられるのです。


 
一宮キリスト教会の日曜礼拝案内






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